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ある程度以上知的な生物は、ギャンブル性のない活動ばかりしていると、モチベーションの源泉が活性化されにくくなります。その結果どうなるかはわかりにくいのですが、精神が不安にさいなまれやすくなりそうです。
ほ乳類より進化した動物は、 高確率で得られる報酬よりも、低確率で得られる報酬の方に、より強いこだわりを見せる傾向があります。「有り難い」モノは「ありがたい」わけです。
こういう状況ですから、心理的に守りに入るのは自然のことで、その傾向は今後強まっていきそうですが、ギャンブルそのもので遊ばないにせよ、不確実な報酬を求めることは、脳の健康にある程度寄与することは知っておいて損はありません。
もちろん、本来生活はすべてギャンブル性があります。駅前のスーパーに買い物行く途中、事故にあったり殺される可能性は排除しきれません。家にいても大地震が起こるかもしれません。ただ、それらの確率は日頃意識されないので、意識する不確実性とは、脳に異なる影響しか及ぼさないのです。
不確実な報酬によってのみ、活気づく脳部位があります。ここが活気づくと、世界の風景は一変するのです。そういう体験も、たまには必要です。
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